SWORD WORLD RPG * Tutorial 1-1
いまさら寺子屋・ソードワールドRPG編
「技能」その1
- 皆さん、はじめまして。
- ソードワールド1stから来ました、ハーフエルフのマークと言う者です。
- ここではソードワールド1stの技能、ファイター、レンジャー、バードについて簡単に説明します。
- なお、ソードワールド1stは、1989年創刊のソードワールドRPG、1990年創刊のソードワールドRPG上級ルール分冊1・分冊2、1996年創刊のソードワールドRPG完全版、2004年創刊のソードワールドRPGベーシック、をまとめてこう呼んでおります。
- 近年創刊されていますソードワールド2.0は、今のところの取り扱いはありませんので、ご理解ください(Esqlima、目下、勉強中だそうです)
- それでは、始めましょう。
- ここではソードワールド1stの技能、ファイター、レンジャー、バードについて簡単に説明します。
- この技能には”冒険者技能”と”一般技能”がありますが、ここで説明するのは、”冒険者技能”と言うことになります。
- ソードワールド1st、フォーセリアで活躍するのは”冒険者技能”を持つ者たち、と言う位置付けです。
- ”一般技能”については後ほど説明します。
- まずは、このキャラクターシートを見てください。
- このキャラクターシートは、俺、マーク・マクラレンのものです(照)
- 技能の欄にファイター、レベル6、レンジャー、レベル3、バード、レベル2、と書かれています。
- これが、キャラクターの技能、つまり”職業”、キャラクターが”何寄り”かを示している、某FFシリーズの”アビリティ”に近いものとご理解ください。
- さて、それぞれの技能について説明を始めます。
- たとえ、初めて冒険に出るとしても、赤ん坊のままと言う訳ではなく、冒険者になる前に、それなりの経験を積んでいるはずです。
- ドワーフ、グラスランナー、エルフ、エルフが育ての親のハーフエルフは、種族特有の技能が決まっていますが、人間及び、人間が育ての親のハーフエルフ(俺とか)は、”生まれ表”で初期技能が決まるため、何かしらの冒険者技能、一般技能を保持している、と言うことになります。
- ちなみに、俺、マークの生まれ表は、”傭兵”です。
- 脱線し過ぎました(てへぺろ)
- それぞれの技能の話に戻りましょう。
- まずは、ファイター(戦士)技能。
- この技能は、ありとあらゆる武器、防具を用いて戦う、戦いのエキスパートです。
- 剣の腕だけを頼りに放浪する剣士、王国を護る騎士、闘技場で戦うグラディエーター(奴隷戦士)、
- あと、もう少しわかり易いところでは、ドラ○エシリーズ前半の”勇者”も、ソードワールドRPGでは「ファイター技能の保持者」と言うことになります。
- 俺、マークの生まれ表は、”傭兵”となりますので、冒険者になる前に、「すでにファイターとしての経験を積んでいる」ことになります。
- 小説にて初登場したときの技能は、ファイター、レベル6。
- 一般的には”腕の立つ剣士”、と言うことになります。
- そして、この技能の数値が一番高いのが、そのまま”冒険者レベル”に充当されます。
- つまり”駆け出し”か、”熟練”の冒険者か? と言うことでもありますので、
- 俺は”冒険者レベル”も6、「ファイター技能を駆使して、かなりの冒険をこなしてきた」と言えるでしょう。
- 次は、レンジャー(野伏)技能。
- この技能は、野外活動の能力に長けており、様々な”自然の脅威”に対応する技能と言えます。
- レンジャーはあくまでも”自然””屋外”に特化しての技能です。
- 後ほど説明しますが、”遺跡””建造物”つまり”屋内”はシーフ(盗賊)技能が専門職になります。
- 一番わかり易いたとえは、日本の自衛隊、野外活動に特化した人達、になるでしょう。
- それらの”技能”は冒険者にとっては欠かすことのできないものの1つです。
- また、飛び道具の扱いに優れていて、この飛び道具、弓、クロスボウ、吹き矢など……、攻撃力だけをあげれば、先ほど説明したファイターに勝るとも劣らないのです。
- ただし、”ゴ○ゴ13のように”、静かに狙うのが必須、判定も特殊なものになるのですが……。
- 俺は、レンジャー、レベル3、そこそこ使えるレベルです。
- 恐らくは「冒険者になってから、ファイター技能の補助として、冒険をこなす上で身に付けて来た」技能と言うことです。
- 最後に、バード(吟遊詩人)技能。
- 一見、冒険者には程遠い、”一般技能”とも思われがちですが、ソードワールドRPGのバード技能が”冒険者技能”と呼ばれる所以は、
- ”伝説・伝承の理解・継承”、”会話言語の理解”、
- そして何よりも「呪歌(じゅか)」と呼ばれる”魔法の歌”を歌う技能だと言うことです。
- その「呪歌」は聞くものすべて……人間や他種族だけではなく、怪物やその対象となる”物”にでさえも、魔法的な効果を及ぼすものです。
- 俺は、バード、レベル2、バードとしてはまだまだ駆け出しですね、小説のとおり「持ち歌もない」ですし……(苦笑)
- こちらも「冒険者になってから、旅のことを歌に綴りたくて、または、ファイター技能の補助として身に付けて来た」技能です。
- 覚えている「呪歌」も、歌で生命点を回復する”ヒーリング(癒しの歌)”、同じく歌で精神点を回復する”レストア・メンタルパワー(元気の歌?)”と、戦闘で傷付いた”仲間”だけを回復する歌を覚えています。
- (「呪歌」の特性上、”歌っている本人には効果がない”ものが多いのが難点)
- 以上でファイター、レンジャー、バード、それぞれの技能の説明は終わります。
- ご清聴感謝致します。
- 次回は、セージ、ソーサラー、シャーマン、の3つ。
- 語り部は、俺の妻(顔真っ赤)・マリエールに代わります。
- それでは、良い冒険を……。
小説「いつか、君だけのための歌を」「いつ君」を参照。マークは「人間の傭兵一家に生まれた”チェンジリング(取り替え子)”で、子供の頃から、傭兵として育てられた」と言う件(くだり)があります。
Commentary
解説
- サイトの編集をしてる時に気付いたのが、
- 「ソードワールドRPGが何かを説明してないまま、リプレイや小説を載せてるのでは?!」
- そこで「いまさら寺子屋」を新しく書きました、はい。
- 実際、向こうに載せてから改めて発表しますが、実はこの「いまさら寺子屋」は、
- ”とある媒体”にも掲載を予定しております。
- あと、ソードワールド2.0についても、後ほど、掲載を考えています(↑上でマークも言ってましたね?)